11・やり直すこともある。

なぜかフィギュア・藤花さんの作り方〜12・目の作りこみ。

全体がまとまってきたところで、顔の細部を詰めていきます。
作りたい大きさ・作風にもよりますが、
今回は『まぶたは作り、唇は作らない(ちょっと彫るだけにする)』ことにしました。

基本的に、顔は中心(鼻)から外側の順に作りこんで行くとラクなんじゃないかなぁ、と思います。

*目の作りこみ1・下地作り**目の作りこみ2・目玉部分とまぶたをつくる*


 *目の作りこみ1・下地作り*

まず、話はさかのぼって、顔に粘土盛る段階で、
大体の目の位置を凹ませておきます。
顔の作りこみ下地の図。
中心線を見ながら、今回は親指でぐにっと。
(私は手指が小さいので、こういうときは得してるかと。)
※爪は短めにしておくといいです。粘土に爪の跡がついちゃいます。


 *目の作りこみ2・目玉部分とまぶたをつくる*

大体の位置に目を描きこみます。
目から作っていくの図。
今回のようなデフォルメ顔の場合、
目頭・下まぶたに相当するあたり(図の青いL字ライン)は、
顔の輪郭線を出している時に自然と凹んでいく感じなので、
目を作りこむ段階では、そこをまず整えます。

この時、目玉部分に当たる部分も、ある程度削り出しておきます。
(アールと書いてありますが、場合によってはほぼ平面だったりもします、笑。)
目の作りこみの図。
上まぶたと目尻部分に粘土を盛って整えれば、目が出来ます。

13・仕上げ〜塗り作業。

----------------------------------------------------------------------

00・はじめに。01・使った道具や材料。02・立体化計画の作成。03・芯を作ろう。04・ここから粘土の登場だよ。05・粘土をちびちび盛っていく。06・基本的な粘土造形の仕方。07・顔の微調整。08・パーツ追加制作(主に前髪)。09・ポニーテール制作。10・細部を作りこむ。11・やり直すこともある。12・目の作りこみ。13・仕上げ〜塗り作業。

----------------------------------------------------------------------

なぜかフィギュアトップサイトトップ