全体がまとまってきたところで、顔の細部を詰めていきます。
作りたい大きさ・作風にもよりますが、
今回は『まぶたは作り、唇は作らない(ちょっと彫るだけにする)』ことにしました。
基本的に、顔は中心(鼻)から外側の順に作りこんで行くとラクなんじゃないかなぁ、と思います。
*目の作りこみ1・下地作り*/*目の作りこみ2・目玉部分とまぶたをつくる*
まず、話はさかのぼって、顔に粘土盛る段階で、
大体の目の位置を凹ませておきます。
中心線を見ながら、今回は親指でぐにっと。
(私は手指が小さいので、こういうときは得してるかと。)
※爪は短めにしておくといいです。粘土に爪の跡がついちゃいます。
大体の位置に目を描きこみます。
今回のようなデフォルメ顔の場合、
目頭・下まぶたに相当するあたり(図の青いL字ライン)は、
顔の輪郭線を出している時に自然と凹んでいく感じなので、
目を作りこむ段階では、そこをまず整えます。
この時、目玉部分に当たる部分も、ある程度削り出しておきます。
(アールと書いてありますが、場合によってはほぼ平面だったりもします、笑。)
上まぶたと目尻部分に粘土を盛って整えれば、目が出来ます。
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00・はじめに。/ 01・使った道具や材料。/02・立体化計画の作成。/03・芯を作ろう。/04・ここから粘土の登場だよ。/05・粘土をちびちび盛っていく。/06・基本的な粘土造形の仕方。/07・顔の微調整。/08・パーツ追加制作(主に前髪)。/09・ポニーテール制作。/10・細部を作りこむ。/11・やり直すこともある。/12・目の作りこみ。/13・仕上げ〜塗り作業。
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