06・基本的な粘土造形の仕方。

なぜかフィギュア・藤花さんの作り方〜07・顔の微調整。

粘土の盛り・削りがまだまだ続きます。
特に難しくて重要な、顔の造形中心に解説を進めていきます。

*顔の盛り付け3・4回目**顔の盛り付け5回目・微調整**前髪の土台を作っておく*


 *顔の盛り付け3・4回目*

顔にどんどん粘土を盛っていきます。

3回目で正面顔に粘土をぐるっと巻きつけます。
(作業途中は、歯が痛い人がぐるっとタオル等巻いてる、あんな感じになっていました。)
4回目は顔全体を前に盛り付け。
後頭部は微調整程度に盛ります。
頭の粘土を4回盛った図。
イメージの補完のため、
後頭部にポニーテール代わりのアルミ線を挿しておきました。
そろそろこのあたりで、削り作業も入ってきてます。
(図では、斜線部が削ったところです。目の外側部分。)


 *顔の盛り付け5回目・微調整*

鼻から下に粘土を盛り足して、
大体の雰囲気が出来上がったところで、微調整に入ります。
顔の粘土大規模盛り足しはトータル5回になりました。
微調整概念図。
こんな感じに、あらゆる角度でそれなりに見えるように、
そして極力左右対称に近くなるように、微調整していきます。

デザインナイフでカリカリ削ったり、
粘土を少量盛ったり…の繰り返しになります。


 *前髪の土台を作っておく*

顔のバランスを整えつつ、そのついでに、
取り出して余った粘土を後頭部に盛り付けていきます。
ついでに前髪の土台などを。
前髪パーツとの境目を、ある程度ぱつっと作っておきます。

ちなみに、私の場合はこのあたりでしばらく放置したほうが、
いろいろとアラが見えてくるので、頭部は半分放置します。

顔制作の続きはコチラ。

08・パーツ追加制作(主に前髪)。

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00・はじめに。01・使った道具や材料。02・立体化計画の作成。03・芯を作ろう。04・ここから粘土の登場だよ。05・粘土をちびちび盛っていく。06・基本的な粘土造形の仕方。07・顔の微調整。08・パーツ追加制作(主に前髪)。09・ポニーテール制作。10・細部を作りこむ。11・やり直すこともある。12・目の作りこみ。13・仕上げ〜塗り作業。

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