前段階で作成した図面をもとに、芯を作ります。
現段階では、頭の軽量化及び粘土の節約のための芯と、
首を通る中心線くらいで十分です。
まず、頭の中の芯を作ります。
軽量樹脂粘土でもいいし、アルミホイルやアルミ線を固めたモノでもいいですが、
今回は昔買った発泡スチロール球(直径30mm)が残っていたので、ソレを使うことにします。
(※ホームセンターで購入しましたが、今は100円ショップでも売ってます。ダイソーとか。)
中心の線は、適当な爪楊枝を発泡スチロール球の穴に通る細さに削ったものを用意しました。
用意した発泡スチロール球に、適当な細いミリペンでガイド線を入れます。
コレを、前段階で作っておいた原寸大設計図に乗せます。
(※スチロール球の中心には穴が空いているので、
そのラインを、首を通る線に合わせます。)
そして、いらないところをカッターナイフ等で切り取ります。
まずは横から。
ギリギリにすると粘土層が薄くなりすぎたり、
見えてはいけないモノ(※コレ)が見えちゃったりするので、
ある程度粘土を盛る余裕を持たせておきます。
正面も同様にして切ります。
…さらに、切り落とした全面がなんかもったいなかったので、
後にくっつけました。(余裕ありすぎたし)
普通の接着剤でくっつけようとすると、発泡スチロールはかなり溶けます。
その辺を逆に利用して整形し、最終的にこのような形になりました。
----------------------------------------------------------------------
00・はじめに。/ 01・使った道具や材料。/02・立体化計画の作成。/03・芯を作ろう。/04・ここから粘土の登場だよ。/05・粘土をちびちび盛っていく。/06・基本的な粘土造形の仕方。/07・顔の微調整。/08・パーツ追加制作(主に前髪)。/09・ポニーテール制作。/10・細部を作りこむ。/11・やり直すこともある。/12・目の作りこみ。/13・仕上げ〜塗り作業。
----------------------------------------------------------------------