←00・はじめに。
なぜかフィギュア・藤花さんの作り方〜01・使った道具や材料。
制作に入る前に、道具をある程度はそろえておきます。
※あくまでも私の場合ですので、絶対このとおりにしなくちゃいけないものではありません。
手近にあるもので代用しちゃっていいと思います(保証はいたしかねますが…)。
※基本的にお金がかかってない方だと思います(むしろかけられないんですが)。
※100円ショップで購入可能と表記してある商品は、
店舗やタイミングによって、置いてないことも多々あります。ご了承ください。
基本的に100円ショップはそういうお店です。『置いてあればラッキー』なくらいの気持ちで。
【材料】/【道具】/【彩色道具】/【その他】
- 粘土:これがないと始まらないです。私の場合は石粉粘土の『ファンド』を使ってます。
- 芯:全て粘土で作ると重くなり過ぎたり、
部位によっては強度が不足したりします。
今回は発泡スチロール球、アルミ線、爪楊枝を使いました。
*削る・彫る・形を整えるもの*
- ナイフ:デザインナイフ、カッターナイフ。乾いた粘土を削るのに使う必需品です。
- 彫刻刀:今回は小三角、丸、切り出しを使いました。あるとラクな場面もあります。
学生時代の遺産があれば、一応準備しておくといいと思います。
- 粘土ベラ・スパチュラ:…とにかく形を整えられるモノなら何でもいいです。
私は極小の線描ベラ(陶芸用品売り場にあります)を使ってます。
でも、実はデザインナイフが一番使いやすいヘラだと思ってます…。
- けがき針:…とにかく先端が針のように尖っているモノ。スジを彫ったりするに使います。
私は極小の線描ベラを使ってます。
- はさみ:…工作や事務用のごく普通のはさみ。
髪の毛の先や、ひらひらした服のすそなどを大雑把に切りそろえる時に使います。
*磨くもの*
※ここの品物は、模型用品売り場、ホームセンターや100円ショップ(ダイソー)でも取り扱ってます。
- 紙ヤスリ:必需品です。ペーパーとも。地が石粉粘土の場合は、耐水でなくてよいです。
今回は60番、120番、240番、400番、600番を使いました。
最初はセット売りのモノを買ってそろえるといいと思います。
- スポンジやすり:スポンジに研磨剤がついているもの。
曲面を磨く時のラクさと仕上がりのキレイさに明確な差が出ますので、
極力そろえておくといいと思います。今回は240番を使いました。
- 棒ヤスリ・ダイヤモンドヤスリ:あるとラクな場面がある程度。
私は一応持ってますが、今回は荒すぎて使えなかった爪ヤスリを使いました。
*その他*
- カッターマット:必需品です。小さすぎないものがいいです。
私が使っているのはA4サイズ。多分最小限度がこのくらい。
- ピンセット:…今回はごく普通のサイズで十分でした。
- ニッパー・ペンチとか:…とにかく針金が切れるモノなら何でもいいです。
- ハンドドリル:ピンバイスとも言います。穴を空けるのに使います。
ダイソーの鉄工ドリル刃2.0mmで代用してます。
- 接着剤:プラモデル用とゼリー状瞬間接着剤をそろえておくといいと思います。
開封後の劣化が激しいので、100円ショップのもので十分です。
- 筆:これがないと塗れません。私の場合はほぼ面相筆です。
- 絵の具:これがないと塗れません。私の場合はアクリル絵の具の『リキテックス』を使ってます。
ベタ塗りならばポスターカラーやガッシュでもいいですし、水彩絵の具でも塗れます。
模型用の塗料でもよいです。
モノによりけりですが、文房具屋さんや画材屋さん、模型屋さん等で買えます。
- 下地剤:作ったものに直に絵の具を塗ると、
手垢で汚れていてきれいに乗らなかったり、色が不均一になりやすいです。
私はリキテックスのジェッソを使ってます。石粉粘土ならこれで十分です。
- 仕上げニス:表面保護のために塗ります。
粘土用のニスでもいいですが、基本、つや消しのものを。
私の場合は『リキテックス・マットバーニッシュ』を使ってます(現在は販売してません)。
パーマネントマットバーニッシュの方が性能が良さそうです。
- ガンダムマーカー(墨入れ用):細い線を引くのに使います。
色は限定されますが、筆よりラクです。模型屋さんなどで売ってます。
- そのほか:塗料皿(パレットでも)、筆洗、スポイト、筆拭き用のティッシュ
- 紙と鉛筆など:図面を書いたり、造形中に目安線を書き入れたり。
- 資料:作りたいものに関する資料。オリキャラ以外を作る場合は出来るだけ用意します。
- 新聞紙:周りを汚さないように敷いておきます。
- 水:何かと使うので、スポイトと適当な皿に入れておきます。
- ウェットティッシュ:手が汚れると、作業効率が落ちます。
あると捗ります。
- マスキングテープ:本来は色を塗る際、塗りたくない部分をカバーするために使うものです。
もちろん本来の用途でも使いますが、パーツの仮止めにも使えます。
(今回は本来の用途では使いませんでしたが…。)
パーツの仮止めには、サージカルテープも良さ気です。
- 両面テープ:主にパーツの仮止めに使います。
- 作ることそのもの、或いは作る対象に対する、愛情・情熱・根気いずれか:
とりあえず、切らさずに完成させるのを目標に。細く長く。
…上記のとおり、作者は特別・高級なモノはあまり持っていません。
→02・立体化計画の作成。
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00・はじめに。/
01・使った道具や材料。/02・立体化計画の作成。/03・芯を作ろう。/04・ここから粘土の登場だよ。/05・粘土をちびちび盛っていく。/06・基本的な粘土造形の仕方。/07・顔の微調整。/08・パーツ追加制作(主に前髪)。/09・ポニーテール制作。/10・細部を作りこむ。/11・やり直すこともある。/12・目の作りこみ。/13・仕上げ〜塗り作業。
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