ここで、ようやく粘土が出てきます。
まず、作業テーブルの上に新聞紙、カッターマットを敷き、
水(私の場合、塗料皿に少々と、スポイトに少々)を用意します。
私が使っている『ファンド』は、あらかじめ練ってから使ったほうが、
粘り・コシ・きめ細かさが出るので、
カッターマット上で粘土をねりねりこねこねします。
手のひらの体温でも乾燥していくので、乾いてきたら水を適度に足します。
※…しかし、乾燥するとかなり硬くなる粘土ゆえ、
固まる前でもかなり…強いです。
私は腕力がないゆえ、相当しんどいです。
そういうわけで、今回使う分+αくらいの分量を捏ねて置きます。
(だいたいパックの半分弱くらい…かなぁ。)
もっと必要になれば、その都度捏ねればいいと思います。
…『手に入れたら1パック全部こねておく』とか
ネットで見かけますが…私にはとうてい無理なので無理はしません。
練った粘土は、すぐ使う分を作業台に残し、
使わない分はラップ等に包み、
練ってない粘土とともに粘土用タッパーにでも入れておきます。
設計図(分割予定図)を元に、最初はかなり適当な粘土の塊を作ります。
今回は頭・ストール・体部分のみ。
発泡スチロールの頭の芯には、
今の湿気っぽい部屋で、どれだけ乾くかわからなかったので、
昔よりは薄く盛り付けていくことにしました。
…今の部屋、湿度が容赦ないんですよ…。
表面が軽く乾いた状態で組んでみて、
全体のバランスや形を多少整えてから、
再びバラバラにして乾かします。
中心線はわからなくならないように、粘土を盛る都度引きなおします。
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00・はじめに。/ 01・使った道具や材料。/02・立体化計画の作成。/03・芯を作ろう。/04・ここから粘土の登場だよ。/05・粘土をちびちび盛っていく。/06・基本的な粘土造形の仕方。/07・顔の微調整。/08・パーツ追加制作(主に前髪)。/09・ポニーテール制作。/10・細部を作りこむ。/11・やり直すこともある。/12・目の作りこみ。/13・仕上げ〜塗り作業。
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